火吹き山の魔法使い - やなぎなぎ/麻枝准
詞:麻枝准
曲:麻枝准
きみは魔法使いに憧れて
古今東西から怪しげな書物を集めて
は読み漁る日々
ある日きみは会うなりこう言うんだ
「手に持ってるだけで
魔法を使うことができる
石があるらしい
是非探すのを手伝ってくれ」と
場所は活火山の深く
そこで眠れる竜が
守ってるとかなんて
ファンタジーな話だ
登山する支度して
戦う準備もして
きみのヘルメット姿には
笑いが止まんない
なんて滑稽な冒険者一行だ
山道は険しすぎて
そもそも荷物が多すぎる
でも本当に竜がいるなら
これぐらいは必要
どうして魔法なんて
使いたいのかと
訊くときみはそっぽを向いて
「この手である人を守りたい」
火□につき底に降り始めた
何かがごおと鳴いた
まさか本当に竜が居るなんて!
でも今は現実を見なきゃ
死んじゃう!
きみはたいまつかかげ
こっちだと囮になる
巨大な生き物がきみを
追い込んでいった
ああどこに石はあるんだ?
見つけなきゃ!
マグマの近くに光るものがあった
焼け付くような中
その石を手に取る
『竜よ燃えろ』そう強く念じた
奇跡が巻き起こった
竜は炎に包まれ足を
踏み外しマグマに落ちた
口にはきみがくわえられてた
再び念じた
『きみよダイヤモンドになれ
マグマにも熔けない』
いつか必ずきみを救い出す
もっと魔法を極めて