-vague ontology- (魔女達の舞踏会 ~ Magus) - 桃梨 (Rill Practica)
意思のない空虚なあなたと
意味もなくダンスを踊るわ
硝子の靴もないし
ドレスもないわ
あるのは煤けてる黒衣と
古びてる箒だけなの
妖と偽りが支配している
視線呼吸鼓動を止めて
私のモノにおなりなさい
満ちる赤い赤い炎のような月
刻みなさいその小さな胸に
私というadonai
畏れなさい今日まで生きた
己の悔悟を抱いて
翻るマントに追われて
ざわめいたフリル土色に染め
逃れた滑稽なダンス踊るの
首と両手両足弾み
私が迎えるdemise
遥か彼方に
蒼い星が瞬いて
揺るぎの無い確かにある絶望
私は今囁く
こんな事になるくらいならばと
己の生を睨めだす
そして黒衣の魔女は不敵に
笑いだし追い縋った
覚悟を決めた私の顔に
悪魔の口付けをした
時間ニナリマシタ
階段駆ケ降リ
後ロ振リ返ル
靴ハ履イタママ
刻みなさいその小さな胸に
私というadonai
畏れなさい今日まで生きた
己の悔悟を抱いて
やがて運命の歯車が
動き出すわこのritualで
私は黒く染められていて
逃れ得ないamalgam
もうすべてはオワリ
曖昧な私のontology