月花-GEKKA- - みとせのりこ (Mitose Noriko)
词:みとせのりこ
曲:三輪学
深き闇 遠くわたしを呼んでる
目醒めない悪夢のように
断ち切れぬ宿業 腕を絡める
わたしは幾つの夜を彷徨う花
人は泡沫 傀儡のよう
視えない糸に曳かれ操られ
踊るだけ
罪も罰も欲望も享楽も
揺蕩ながら密やかに
黒い淵に沈みゆくだけの轍
時代は陽炎 映し絵のよう
この世に穿つ
確かなものなど何もない
時の小舟に揺られ流されながら
誰もがあて処なく
孤独を彷徨うの
この胸に深く刻まれた証
報われぬ罪の色
血を流す心 癒えない傷と
行き場を失くした思いの欠片は
何処へ消えてゆくのだろう
そらは銀幕 天蓋のよう
罅割れた翳
細く絡みあいのびてゆく
希望も心も痛みもとうになくした
わたしは時の闇
果てなく彷徨うの
哀しみは胸に傷痕を残し
血の色の蝶になる
欠ける月 満ちる闇は芽を吹く
壊れた世界に咲く月光の花
深き闇 今もわたしに囁く
繰り返す悪夢のごと
忘れ得ぬ楔枷 脚を絡める
わたしは
終わらぬ罪のはざまを旅して
夜を彷徨う花