Annabel - Home Town
Home town
どこから見ても穴だらけ
夢に揺られ今日も家へ帰ろう
「試される時代だ」と
誰か月明かりの下絶好調
週末の交差点
誰も浮かれすぎだけど
一等賞
火星の上ではいつか
火星の上ではいつか
君と僕の子孫たちがさ
この地球を眺めて
この地球を眺めて
「ふるさと」歌うのさ
Home town
どこから見ても穴だらけ
ちょっとだって
優ってるとこが
見つからなくて
Home town
だけど僕らも穴だらけ
似たもんだ
お土産もって帰ろう
あれも捨てこれも捨て
いつか
洒落た部屋に住むかもね
「あらためてよろしくね」
なんて虫のいいことを言うね
寄る辺ない僕たちは
街灯に群がって
蛍のように光る
本当はもっと
遠くへ行きたくて
いつだって
隣の芝生は青く見えて
生涯その日暮らしな旅をして
そんな夢みて
今日も家へ帰ろう
街の明かりが消えていく
それぞれの窓に
寝息が灯るころ
Home town
錆びついた目を開け放て
シャッターの降りた通りを
大声で駆けていく
本当はもっと
遠くへ行きたくて
そんな夢みて
今日も家へ帰ろう
Home town
どこから見ても穴だらけ
ちょっとだって
優ってるとこが
見つからないね
Home town
だけど僕らも穴だらけ
似たもんだ
お土産もって帰ろう