簪 - 花たん (花糖)
詞∶doriko
曲∶doriko
茜雲仰ぎ見る
長い黑髮 憧れた簪
嗚呼何処 母の背よ
郭の檻を 幾年彷徨う
髮に刺した 同じ色
亡き人の跡を辿る樣に
鮮やかな唐紅
私は斯くの如く
可憐に彩られ
夜を跨ぐ (嗚呼)
抱いて抱かれ籠の鳥
ここから逃げ出せない
赤い黑の裾を翻して
蝶になれたら
豔やかに舞うこの手で
醜さの淵をなぞる
お願い誰か今すぐ答えて
愛されて奪われて
私は誰のモノ?
鮮やかな唐紅
心は斯くの如く
淚を赤く染め
人を跨ぐ (嗚呼)
抱いて抱かれ籠の鳥
ここから逃げ出せない
赤い黑の裾を翻して舞う
変わらぬ色の簪
せめては美しさを
自由を望むには
もう今更 遲すぎたから