証-あかし- - 手冢国光 (てづか くにみつ)
詞:UZA
曲:UZA
人影のまばらな
ホームにふたり
ただ黙って
座ったまま
込み上げる想いに
途切れた言葉
君の声が震えていた
線路沿い揺れている
名も無き花のように心を
この風に委ねていたい
忘れない今この時を
僕達の時代を
何もない場所から始まって
旅立ちの刻を迎えた
変わらない
決して消えない
あの日の約束が
導く未来をただ目指そう
それが君と出逢た証
放課後の校庭を
ただがむしゃらに
走る君をずっと見てた
「時が止まればいい」
君の言葉が胸に切ない
またひとつ
季節が終わる
忘れないいつでも此処に
僕達がいたこと
あの輝きが
あの苛立ちが
色褪せぬ青春を刻んだ
長い道のりに傷ついて
倒れそうな時も
前だけ見つめて歩いて行く
それが君と出逢えた証
サヨナラの代わりに君を
抱きしめてしまえば
心が触れた
あの瞬間に
僕達は戻ってしまう
遠くなるレールの音を
背中で聞きながら
それぞれの道を選ぶことが
それがふたり
出逢えた証