桜花狂咲 - 中恵光城 (ABSOLUTE CASTAWAY)

词：Jager

曲：如月秋祐

藍色の闇が追り

名殘惜しそうな夕暮けは

ゆっくりと消えてゆく

重だげな雨雲が唸り

遠くに響いた春雷が

静寂に木霊した

冷えた身体を寄せてみても

嗅ぎ慣れた愛しい匂いは

土埃が奪って

じっと黙っている貴女と

不安で重ねた唇は

冷たく渴いていた

重なる影

抱き寄せる手が震え

落ちる雫

殺せぬ嗚咽が漏れる

咲いては散り

散ってまた咲く桜のように

もう一度おあいしましょう

因果と絡んだ深紅い雫

散っては咲き

咲いてまた散る桜のように

もう一度おあいしましょう

望むことさえも禁忌ならば

さあ門出祝えや

散りゆく桜

自由を失った身体は

君を探すには重すぎて

棄ててしまいたいのに

もう一度微笑んでほしくて

そのための永遠が欲しくて

この命を捧げた

歪む意識

懐中時計は止まり

醒めぬ悪夢

虚ろに彷徨い歩く

咲いては散り

散ってまた咲く桜のように

もう一度おあいしましょう

廻り廻り来る春と共に

散っては咲き

咲いてまた散る桜のように

もう一度おあいしましょう

僕が君なのだと解る限り

さあこの血啜れや

数多の蕾

もう一度おあいしましょう

咲いては散り

散ってまた咲く桜のように

もう一度おあいしましょう

どのような姿に変わろうとも

散っては咲き

咲いてまた散る桜のように

もう一度おあいしましょう

どれ程歪んでいたとしても

さあー

咲いては散り

散ってまた咲く桜のように

もう一度おあいしましょう

私が貴方だと解る限り

さあ契り祝えや満開の桜

散っては咲き

咲いてまた散る桜のように