孤児 - 囚人P/镜音连 (鏡音レン)
词:囚人P
曲:囚人P
编曲:囚人P
ねぇ
いつかまたうちらこの場所で
光のはいらない路地
うちら二人の世界
親の顔なんて知らない
けどそばに君がいた
傷だらけになって盗んだ
泥だらけのパンは
ホントにおいしくて
笑顔がこぼれる
ダンボールに包まり
よりそい寝るうちらを
街行く人は哀れに見るけど
うちらだって夢を見てるんだよ
いつも 街角の舞踏会の
古びたポスターの
前で立ち止まり眺めては
自分の服と比べて胸が痛くなる
君は立ち止まるうちの手をとり
約束してくれたね
こうやっていつか 手をとり
ステップ踏んで二人で
舞台の上で踊ろうな
季節は流れ十二月
華やかに揺れる街
路地から覗く景色に
少し頬染める
だけど冬は残酷で
空腹と寒さと
小さな少女は悟った
もうすぐ死ぬのかな
暖かい物食べたいとか
柔らかい布団で寝たいとか
いろんなわがまま言ったね
けれどもう一度だけ
最後のワガママ
聞いてよ
走り出す 薄れゆく意識の中
君の手を引いて
回りに流れる音も
君の手の暖かさももう感じない
人ごみを掻き分けてぶつかって
なんどもつまづいて
間に合えと願い
最期のときが来ようとも
約束を果たさせてくれないか
たどり着いたそこは冬の海
君は照れながら手をとり
ゆっくりゆっくり
ステップ踏んだ
音楽も観客さえもない
最期のダンスは
命の限り踊り続ける
なれない歩幅に
つまづき転ぶ
うちの目に初めて 涙 がうかぶ
ねぇ いつかまた
うちらこの場所に来れるかな
その時には
もっとうまくなって
綺麗な服着てもう一度
今日の続き踊ろう
最後の時を告げるように
冬の夜空雪が降ってきた
うちらの夢の塊を
砕いて出来たカケラが
降っているようだ
そのカケラは 海に消えて行く
終わりの時間をうちは感じる
隣を見ると ふりそそぐカケラを
君は手に集め指差し笑う
もういちど 盗んだパン
半分こして二人で食べたいな
でも叶わない
今までありがとう
ごめん すべてが暗闇に
落ちていった
ねぇ
いつかまた僕らこの場所で