出世佐渡情話 - 三波春夫 歌词

出世佐渡情話 - 三波春夫 (みなみ はるお)

詞:北村桃児

曲:長津義司

お国訛りを嗤われて

なんど楽屋で泣いたやら

浮かぶふるさと あの山小川

飾る錦が男の誓い

今宵 血を吐く寒稽古

泣いて別れたあの人に

熱い想いを通わせて

島の娘の黒髪恋し

唄うおけさも米若ぶしに

乗せて出世の 佐渡情話

佐渡へ佐渡へと草木もなびく

佐渡は居よいか住みよいか

唄で知られた 佐渡ヶ島

寄せては返す浪の音

立つや鴎か群千鳥

浜の小岩に佇んで

若き男女のアー語り合い

晴れの舞台に七彩の

夢を呼ぶよな名調子

恋の四十九厘 たらいの舟も

今は昔よ お光と吾作

涙輝やく 金屏風