西瓜 - アルケミスト
僕たちはいつだって
気づかないふりをして
はしゃいでは
抱き合った未来など無いことを
君はとっくに知っていた
好きだと言ってしまわぬように
噛みしめたのは青い空
西瓜の甘い汁
右手がべとべとした
手を繋げないわけを
西瓜のせいにした
キスをして抱きしめる
それ以外の愛し方知らなくて
無理をした今ならば分かること
君はとっくに知っていた
好きだと言ってしまった後に
逃げ出したのは僕の方
友達恋人
どちらにもなりきれずに
手を繋げないわけを
西瓜のせいにした
ねえあの夜は
ただ魔がさしただけだよね?
なのに僕はずっと僕は
七つの太陽
背中がひりひりした
もう抱きしめられない
最後だと知っていた
西瓜の甘い汁
右手がべとべとした
手を繋げないわけを
西瓜のせいにした