理想主義とガールフレンド - 少女理論観測所
可能性が示した先で
僕らはまた
同じ場所で会えるかな?
君が望む世界を探して
僕ら夢を叶えるためにどうか
遠く遠く枝分かれ広がる道の先に
信じていた楽園があると進み
重ね合わせ
不吉に混ざりあうフィルムなぞる
科学主義は迷い猫に変わった
意味のない
綺麗な言葉ばかりを並べたてて
壊れない世界築いた
きっと何度やり直しても
僕は君をまた泣かせるだけだろう
だから僕はさよならを言うよ
涙さえも忘れられるように
月が照らす地球儀のうえ
白くなにもない虚空が続いてく
平行線の二色のリボンで
夢の輪郭ねぇ結んでよどうか
広く広く選ぶ道すらない空見上げて
進むことも戻ることさえもやめた
鏡合わせ無限に続けていく
その向こうで
指をさした僕が僕を嗤った
積み上げた
同じ物語ばかりを繰り返し
消えそうな自分満たした
エゴに満ちた旅路の果てに
僕は誰かの幸せを祈れるの?
いつか僕が諦めるときに
まぶしい朝日が来るのかな
星が刻む時計の針は
いつも同じあの場所しか回らない
冥王星の振り子を揺らして
夢の続きねぇ話してよどうか
次の君と出会ったときに
同じように僕は素直でいれるかな?
どうかどうか未練と偽善を
忘れること許されるなら
次の僕と別れるときに
同じように君は
さよならするのかな?
どうかどうか無限の螺旋を
終わらせる意味を教えてよどうか
理想主義とがールフレンド
誰かの夢のなかでしか
生きられない
僕はずっと忘れられないよ
君と過ごしたあの永遠を
もしも次の終わりが来ても
僕はきっと
逃げ出すだけなんだろう
君の望む終わりそのときは
僕も深い眠りのなかへどうか