LAPIS BLUE - 日本群星 (オムニバス)
词:滝沢章
曲:滝沢章
つまんないね
カレンダーに
モノクロの斜線引いて
週末の日中はいつも布団の中で
ベランダに群がって
羽を休める連中
レンズ向けると
クールに飛び去ってゆく
今でも時々寄り道キメるよ
僕らが探して見つけた高台へ
もう背伸びしなくても届くよ
屋根へと
見渡す限りのLapis blue
何度も大気を振り切って
羽を開いて離陸して
叶わないけどあの空へ
あんなに遠くでひらめく
指で引いたひこうき雲
大人になってもまた飛びたいや
たまには羽伸ばして
都会に巣立ってみるけど
曇天と人波に捕らわれて
下向いて歩く間隔
だんだん多くなっちゃって
ちょっとぐらいの段差なら
つまずかないけど
流行りの髪型や
おしゃれもしないで
僕らがマジメに究めた紙ひこうき
ねえここから放てば届くかな
君へと
世界を結ぶLapis blue
夏の光を受け止め
走って昇ったらせん階段
両手伸ばして鳥になって
注意されても立ち入って
リュックを敷いて寝そべった
大人になれないから飛べたんだ
屋上に並んで眺めた街は
通った駅もちっぽけに見えた
究めた遊び忘れてもいい
心に羽があるなら
どんな分かんないことも
馬鹿な気持ちで飛び込んで
台無しだって笑ってくれた
会える時間なくなっても
空の色は巡って来る
また高みに集まってさあ
何度も大気を振り切って
羽を開いて離陸して
叶わないけどあの空へ
あんなに遠くでひらめく
指で引いたひこうき雲
大人になっても僕らは変わらずに
両手を広げてまた飛びたいや