みとせのりこ3年ぶりのオリジナル作品は、三滝航とのコラボレーションによる5曲入りのミニアルバム。 夢の底に視る過去のように、白昼に片睛をよぎる幻のように、自分のものではない、知るはずもない、けれど確かに覚っている、そんな、記憶。 誰もが感じるその未知の既知、覚らない喪失を「視覚の残骸」として写しとった5片の翅音を、水晶硝子の声で唄(よ)みあげる。